先週土曜日。

 

MOKスクールのフィールドツアーに参加させていただいて

奈良の吉野町、川上村に行ってきました。

テーマは「リアルな吉野林業を”自分のこと”として考える」。

そのテーマ通り、樹齢何百年の木や景観の良い場所…ではなく

吉野の日常を見て歩くフィールドツアーでした。

バスに乗ってはじめは株式会社泉谷木材商店さんへ。

製材と加工の見学です。

ちなみに巽NAGAYAの吉野桧の幅広無垢フローリングなどは

こちらの泉谷木材商店さんにご協力いただいています！

 

吉野の木材の特徴や独特の植林方法を実際に木材や写真を見ながら

泉谷さんやインタープリターの早稲田さんから説明を受けます。

木の性質を知りつくした加工方法に感嘆。

吉野の木は良い木材も多い反面、死に節も多いのだとか。

これは死に節部分にはめる材。

 

 

また少しバスに揺られて高原の山へ。

朝の雨が残っていたので段ボールを敷いて＾＾

山の中に入る前にランチタイムです！

隠れて見えてませんが(笑)アマゴの甘露煮がすごく美味しくて

頭からしっぽまで食べれるとのことで骨も残さず食べれちゃいました。

 

山では谷林業の前田さんから説明を受けます。

左を見れば手入れのされている山、右を見ればいない山…など

所有者と山守さんの抱えるこれからの問題や作業道のお話を聞かせていただきました。

 

 

山を下りてからは吉野杉の樽で酒造りもしている美吉野醸造株式会社さんへ。

樽での酒造の苦労や思いなど試行錯誤されていて

美吉野醸造さんらしさを大事に、たたの入れ物でない、

吉野杉の樽でないと作れないお酒を作りたいというお話が印象的でした。

 

 

一日を通して強く感じたのはみなさんの「つながり」。

その輪が大きく広がっていけるよう

何ができるのかを、あらためて考えていければと

考えさせられた一日でした。

 

・

・

・

 

 

 

 

（最後に驚いたのが

ブログを書くために頂いた資料を参考にしようと封筒から出すと

なんと！ふわっと良い木の香りが！

吉野！！すごい！＾＾！！）