建物は何十年も使い続けていくもの。建てて終わりではなく、お客さまの人生に関わり、長く寄り添っていくことだと思います。
また、建物をつくることは自分自身の表現でもあります。 その表現を追求すること、よりよいモノをつくろうと挑戦を続けることが成長につながり、新しい自分を開拓することにもなるはずです。
私の地元はかつて大地村と呼ばれた旧村で、さまざまな行事や祭りが受け継がれており、伝統的な地域のつながりや慣習が残っています。そんな地域に育てられ、生かされているという思いが歳を重ねるごとに強くなり、地域における自分の役割を意識するようになりました。そこにしっかりとした根っこを持ちつつ、広く世界と関わる仕事をしていきたい。そして、想いを形にする「想造」のチカラで、未来を拓いていきたいと思います。

私はおもに住宅の仕事をさせていただいています。
家を建てる人は、家が欲しいのではなく、そこから生まれる新しい暮らしを求めているはず。
その思いを叶えるお手伝いをしていきたいと思っています。
大切にしているのは、使い続けるほどに味わいが深くなり、愛着が増すような建物づくりをめざすこと。
華美なものや流行り廃りのあるものは、お客さまから求められてもおすすめしないつもりです。
ほとんどの人にとって、家づくりは初めてのこと。
いつでも気軽に、どんなことでも相談できる、頼れる存在になれるようがんばります。